おとなの学校

こんにちは(#^.^#)

デイリゾートMOMOYAバリ🌺です。

MOMOYAバリ🌺では8月より『おとなの学校』を開校しました。

おとなの学校とは・・・【回想法】を利用した学校式認知症プログラムです。

授業は毎月届く教科書を使って行います。

教科書のベースは、認知症の予防法としても知られている【回想法】です。

【回想法】とは過去の懐かしい思い出を語り合ったりすることで脳が刺激され、精神状態を安定させる効果が期待できます。また、長く続けることで認知機能が改善されることも分かっています。

 

回想法を行ったときの脳の動きの長期記憶は左側頭葉にあると言われています。

人の話を聞く→側頭葉にある記憶が形作られる→後頭葉で懐かしい映像が見える

→それを語るために左側頭葉感覚性言語野と前頭葉運動性言語野が活動します。

小脳、間脳も共に動いて、会話は成立していきます。

回想法では脳全体の色々な部分が活動するのです。

 

それではMOMOYAバリ🌺『おとなの学校』の一コマの様子をご紹介します。

「キーンコーンカーンコーン・・・♪」とベルが鳴るとその日の日直さんが

「気をつけ、礼」と号令をかけます。

ご利用者様も何となく身が引き締まるような雰囲気です。

みんなで「今日は○月×日、●曜日」と日にちの確認をして授業開始です。

今回は歴史!!テーマは「昭和の電化製品」についてです。

写真を見ながら、先生役のスタッフは話題を広げます。

 

「子供のころ、家にラジオはありましたか?」

「あったという方はどんなラジオでしたか?」

「皆様はどんなときにラジオを聴きましたか?」

すると・・・

「テレビが無い時代はラジオだよ」

「家族全員で聴いていたよ」

「家事をしながら聴いていたよ」

と、たくさんの答えが返ってきます。

もっと掘り下げて質問をしてみます。

「どんなラジオを聴いていましたか?」

「音楽番組やニュース、スポーツ中継、ラジオドラマも聴いたよ」

「オリンピックの中継でアナウンサーが「前畑頑張れ」って連呼して熱狂したよ」

「「君の名は」というラジオドラマではそのラジオを聴きたくて街から人がいなくなったんだよ」

と、スタッフが知らない当時の話を聴かせて下さいます。

すると、他のご利用者様も

「そうだったね。その後テレビで放映して「真知子巻き」を真似したね」

などと、どんどん話が広がっていきます。

 

 

 

←これが真知子巻きです

 

 

 

 

ご利用者様同士での会話も弾み、笑顔が溢れてきます。

これが「おとなの学校」なんです。

 

「おとなの学校」の授業には3つの約束があります。

「笑う」

いつも楽しく笑顔が大事

「喜ぶ」

なにかできたら一緒に喜ぶ

「感謝する」

たくさん教えていただいたことに感謝する

 

授業をやってみてわかったことは

それは「何より生徒の皆さん(ご利用者様)が主役なんだ!!」ということです。

授業のなかでたくさん思い出話を聞けるので、ご家族にお伝えするとすごく喜んでいただけたり、

ご利用者様のことに詳しくなれるのでより一層親しみを持つことができます。

毎日「新しい発見」があります。

今日も楽しく授業です(*^▽^*)

 

 

デイリゾートMOMOYAバリ🌺では、見学等随時お受けしています。

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